表現力に大きく影響を与える目もと。人の目は表現力が豊かな分、希望する結果もさまざまです。
二重にしてやさしい感じに、たるみを取って若返りを、パッチリ目にして明るい感じに…。
加えて、幅はどのくらいにするか、末広がり型か平行型かなど、バリエーションが膨らんできます。
当院ではカウンセリングでお悩みや希望を聞いて、最良の方法をアドバイスした上で、あなただけのオーダーメイドの治療を行います。
日本人の4割が一重と言われ、悩んでいる方も多い症状です。
冷たい感じの印象をもたれたり、むくんだ目に見られたりします。
二重まぶたにします。方法は大きく分けて埋没法と切開法の2つがあります。
【埋没法】
細いナイロン糸のみで、二重のラインを作ります。10分ほどの治療ですみ、術後の腫れ、内出血もほとんどない、最も人気のある重瞼術です。皮膚の程度、希望のラインなどにより、使う糸の本数を変えていきます。
<1点留め>
何もしなくても時々二重になる、アイプチをとってもしばらく二重のままといった、ある程度くせがついている方に。
<2点留め>
皮膚が厚くなく、自然な確実なラインをつけたい方に。
<3点留め>
皮膚が厚く滑らかな曲線がでにくい、目尻の方までくっきり二重を望む方に。
【切開法】
確実に永久的な二重まぶたを望む方には切開法が適しています。
<部分切開法>
皮膚が厚くなく、容易にラインがでる方に。
<全切開法>
硬い皮膚、厚い皮膚、上まぶたに脂肪が多いといった、ラインのでにくい方に。
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まぶた(主に外側)が膨らみをもった目です。
二重まぶたラインがはっきりしなかったり、無愛想な印象を与えます。
まぶた特有の眼窩脂肪が、上まぶたには2つの塊として存在します。過剰にあると押し出された脂肪が皮膚をおしあげ腫れぼったさを呈します。
また内側のみに蚊に刺されたような膨らみが常にあるケースもありますが、これも過剰な脂肪が原因のことが多いです。
この脂肪を決して引き出すように取るのではなく、適度に除去することによって、自然なすっきりとしたまぶたにみせることができます。
切開を用いた手術はもちろん、糸による埋没法の方でも脂肪除去を併用することが可能です。
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二重はあるが、幅が狭い、またはたるみによって、かぶさる皮膚が多くなり、見かけ上ふた重の幅が狭くなったものです。
アイシャドウをつけても目を開けたら線の奥に入ってしまって何もつけてないように見えることもあります。
単に二重幅を広くする場合は、埋没法や切開法による重瞼術に準じた方法を行います。
皮膚のかぶさりが多く見ためが奥二重になっているケースでは、二重のラインで皮膚切除を行い、余分な皮膚を切除していく目の上たるみ術がよい適応です。
また皮膚が厚いような人は、ふた重のラインで皮膚を切除するとまつ毛側の薄い皮膚と眉毛側の厚い皮膚が縫い合わさることで、不自然な二重となることがありますので、眉毛の下の皮膚を眉毛に沿って切除するアイリフトをお勧めしています。
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まつ毛が目にあたりつらい、あたらないまでも被さるためうっとうしいようなまつ毛です。
まつ毛パーマやビューラーをしても一時の効果でしかなく目ヂカラが伝わりません。
若い方で生まれつきの方では、まつ毛部分の皮膚を一度剥がし、その下の余分な組織を適度に切除し、あらためてまつ毛が外を向くように縫い直して、まつ毛全体の生える方向をかえることで改善します。
また加齢に伴う皮膚のたるみ、筋肉の緩みから起こる場合もあります。このようなケースでは余った皮膚を切除し、同様にまつ毛が外を向くように縫い直します。下まぶたの場合は同時に緩んだ眼輪筋をたくし上げることでより改善します。
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上下方向に小さい(眼瞼下垂など)、左右幅が狭い(蒙古ヒダが強い、生まれつきの形態など)、またその両方のケースがあります。
目が小さいことによって眠たそう、目が離れて見える、顔が大きいといった印象を与えることがあります。
上下方向に小さい場合は、上まぶたをより挙がるようにすることによって目のあきをよくする眼瞼下垂挙筋短縮法で改善します。
横幅については目頭切開(蒙古ヒダの修正を含む)、目尻切開が適応になってきます。
また内向きに生えたまつ毛を外向きにすることで、パッチリとした目の印象を持たせることができます。
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二重の幅をさらに大きくしたい方、ひかえめにしたい方、自由自在です。
二重幅の左右差をなくしたいという悩みも多いです。
さらに幅を大きくしたい場合は糸による埋没法、もしくは切開法で可能です。従来の二重が残り、三重になるようなことはありません。
生まれつきの二重または以前切開法で作った二重幅を狭くしたい場合は切開法による修正が必要です。
埋没法で作った二重幅を狭くする場合は、埋没糸を一度とり、改めて埋没法をすることで修正が可能です。しかし、埋没糸をとったからといって必ずしも全てのケースでもともとの目もとに戻るというものではありません。そのような場合は切開法をお勧めしています。
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額にしわを寄せ、眉毛を引き上げ目を見開こうとしたり、無意識に上目づかいとなり、 老けた印象を与え、また頭痛、肩こりの原因にもなったりします。
眼瞼下垂症や皮膚のたるみが過剰で、まぶたを持ち上げる力がうまく伝わらないのが原因です。
頑張って目を開けようとしても思うように目が開かない眼瞼下垂症では、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋からつながる挙筋腱膜がのびてしまっていますので、この腱膜のみを縫い縮めることで改善します。通常皮膚が余っていますので、同時に皮膚も切除します。
まぶたを持ち上げる機能は十分保たれているが、皮膚のみがたるんで目が開きづらい方もいます。このケースでは二重のラインで皮膚切除を行い、さらに二重がきれいにでるようにこの皮下組織を処理する目の上のたるみ取りがよい適応です。皮膚が厚いような人は、二重のラインで皮膚を切除すると、まつ毛側の薄い皮膚と眉毛側の厚い皮膚が縫い合わさることで不自然な二重となることがありますので、眉毛の下の皮膚を眉毛に沿って切除するアイリフトをお勧めしています。
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まぶたに特有の眼窩脂肪が委縮したり、奥に引き込まれることによっておきます。
やつれた印象を与えます。
くぼんだ部分にヒアルロン酸や脂肪を充填することで改善します。
また、眼瞼下垂を呈した方にくぼみがみられることが多いです。この場合、眼窩脂肪をとり囲んでいる膜と挙筋腱膜との癒着を剥がすことによって、くぼんだ所に本来の脂肪が戻され、改善することがあります。
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下まぶた全体が膨らみ、平らな頬との境に不快な溝を作り、老けた、疲れた印象を与えます。
まぶた特有の眼窩脂肪が、下まぶたには3つの塊として存在します。過剰にあると押し出された脂肪が皮膚を押しあげ腫れぼったさを呈し、頬との境に溝をつくります。ヒアルロン酸注入や脂肪移植をすることで溝となる段差をなくすことで改善します。根本的に治したい方は、この過剰な脂肪を除去することで改善します。
また年齢が増すと、皮膚がたるみ眼輪筋も緩むため、より腫れた感じやしわが強調されます。このケースでは、余った皮膚を切除し、必要なら眼輪筋を外上方に引き上げ骨膜に眼輪筋を固定することで張りを待たせることができます。
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下まぶたのまつ毛直下にできる帯状のふくらみが小さい、またはない目もとです。
涙袋を作ることで、セクシーな目もとを演出できます。
ヒアルロン酸を注入することで理想のふくらみを作ります。
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日本人女性の平均の長さは6.8㎜です。
エクステンションやマスカラで一時的に増やすことはできても、いつでも自然な感じという意味では自毛にかなうものはありません。
まつ毛の育毛剤を塗ることで「太く」「長く」「濃く」することができます。‘ラティース’というアメリカでまつ毛の育毛剤として認可のおりているものがあります。この育毛剤に含まれるビマトブロストという成分がまつ毛育毛を可能にしています。
もう一つアメリカで広く使われている‘エラスティラッシュ’というものがあります。この育毛剤に含まれるミルスイトイルペンタペプチド-17という成分がケラチン遺伝子に働きかけ、まつ毛を太く長くしていきます。当院ではこの2つを取り扱っています。
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皮膚がたるみ、小じわが増え、三重になり、上まぶたにくぼみができ、下まぶたが腫れたようになり…このようなことが複合的に出現することで漫然としたふけた目もとを呈してきます。
【上まぶた】
眼瞼下垂に準じた手術をベースに行います。
【下まぶた】
下まぶたのたるみとりに準じた手術をします。
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白色や透明のぶつぶつ、黄色のあざ、肌色の突起物などまぶた特有のできものや、大きなほくろや傷あとがある目もとです。
快活な印象を持たれず、話をするとき相手の目線が気になったりします。
まぶたの皮ふは薄く、またすぐ近くに瞼縁があるため、やたらに切ったり縫ったりすると変形をもたらす危険があります。小さいものであれば切除や焼灼でかまいませんが、大きさや部位によっては皮弁形成というやや繁雑な方法をとらないと解決できないことも目もとではよくあります。
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